【第五回TOP25%禁止杯使用構築】カタイ・ヨガ・ミイラ【最終1位】
(サムネ用)
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます、イタチ人形です。デスカーンが好きです。
先日行われた「第五回TOP25%禁止杯」において、最終1位を取る事ができたので記念に記事を書こうと思います。
仲間大会に関しての詳細は主催の海鼠さん( @namaco08 )のブログを参照してください
使用禁止ポケモン
(以下常体)
1.構築経緯
第二回TOP25%禁止杯の時の壁+瞑想デスカーンを久々に使いたいな、というところから構築をスタート。
今回はサブではなくメインの軸にしたかったため、壁役をデスカーンと弱点が一貫するユキメノコから変更することに。
そこで比較的速めの挑発持ちであること、そこそこ耐久があること、デスカーンの苦手な悪タイプに強いことを評価し、ビリジオンを壁役として採用した。
次に壁下で瞬発力のある積みエースもほしかったので、スペックと実績のあるからやぶオムスターと、オムスターを見て出てくる草タイプを起点にできる珠ヘラクロスを同時に採用。(第二回構築から流用)
あと2枠には「壁ビリジ + 積みエース @1」の選出をした際に対面性能が高めのポケモンが欲しかった。なので電磁波捨て台詞で起点役も兼ねられる襷モルペコと、有象無象と殴り合えそうなチョッキダイオウドウを入れて、構築を完成とした。
基本理念
・起点作って積んで全部破壊する
・相手のサイクルには付き合わず、自分のやりたいことを押し付ける
(PT全体像)
2.個体紹介
H:ぶっぱ
B:余り兼11n
C:余りの余り
D:D+1時、無振りモジャンボのエナボを身代わりが最高乱数切って耐え
S:無振り50族+3、麻痺した最速80族抜き
相棒枠にして今回のメイン軸。
本大会の中では実はとても数値が高いポケモンである。1瞑想したデスカーンを正面から突破できるポケモンはかなり限られており、壁と合わせることで鈍足故の過労死も緩和することが可能。物理受けやトリル始動が一般的なため奇襲性もあり、大いに暴れてくれた。
低速受け系統を嵌めるために図太いHSベース。構築に麻痺撒きがいるため、第二回からSラインを1伸ばした。
技構成はコンセプト上シャドボ瞑想は確定、宿り木や状態異常をシャットでき壁とも相性のいい身代わり、水岩地面が幅を利かせる環境なのでエナジーボールを採用。満遍なく打ったのでこれで正解だった。
環境への刺さりも抜群だった上に、自覚の塊でドロポン躱して急所当ててDダウン引きまくったので本当に強かった。やっぱデスカーンしか勝たん!
(CSぶっぱ)
みんな大好きオムスター。僕も大好き。
オムスターはすいすいによる雨エースだと認識している人が多いが、こいつの神髄は殻を破っての積みエース運用にある。雨オムスターは対策できていても、殻を破ったオムスターを止められない構築が多かったので、メタがきつそうに見えて結構選出・活躍できた。
努力値、技構成はシンプルだがこれで問題なかった。パワフルメテビは8割趣味だが、非ダイマで通りのいい岩技が1回打てるのはなんだかんだ便利。
みどりゆきから貰った証持ちの「ゆきにころがる ターコイズ」
ダイオウドウ
A:ぶっぱ
B:特化カマスジョーのインファ確定耐え
D:余り、DL調整(いらない)
耐性的に鋼枠が欲しかったので、鋼タイプの中で打ち合いに強そうなダイオウドウを採用。火力耐久技範囲どれも申し分ない。ダイマ・非ダイマ問わず運用できるのも、試合中の動きの幅が増やせて嬉しいところ。
技構成は一致技のヘビボン、相手の鋼電気に通しつつダイマでDも上げれる地震、気持ち程度のバタフリー対策としてロクブラ、草技は今環境入れ得なのでパワーウィップ。気づいたらちからずく補正のかかる技がなくなっていたので、特性ヘヴィメタルで採用した。
シンプルに数値と技威力が高いため、非常に安心感のあるポケモンだった。見せあいでデスカーンをトリル役と誤認させられたのも良い所。
HSぶっぱ
速くて挑発打てて読まれない壁役として採用。
ただプテラやクロバット等、ビリジオンより速い飛行タイプがいると出せなかったり、スカーフイエッサンやダイジェットに常に怯えないといけないのが想像以上にストレスだった。
技構成はコンセプト上両壁挑発が確定、あとはワンウェポンとして悪を牽制できるインファイトを採用。
厳しい厳しいとは言いながら、壁役と初手の雑な削り役としては十分な仕事をしてくれたように思う。
(ASぶっぱ)
今回はステロを用意できない+過去作ありで変なところからカウンターが飛んできそうだったので、選出は控えめ。ただ見せあいでキツめのルンパやズルズキンに圧力をかけてくれた。
技はインファと燕返しが確定、対飛行+天候取りのストーンエッジ、高耐久ゴーストやイエッサンへの打点として地獄突きを採用。
この枠が間違いだったとは思っていないが、壁役と飛行4倍が被るのはいかがなものかとは思う。
モルペコ
(ASぶっぱ)
対面性能と電磁波捨て台詞による起点作成能力を買って採用。
オーラぐるまがとにかく偉くて、襷を盾にSを上げながら1匹突破した後、裏に電磁波や捨て台詞を打ってデスカーンやヘラクロスを展開できるのが◎。不利対面も上から捨て台詞で起点にしながら襷を温存できるのも非常に助かった。もちろん壁からエースを展開したあとのラス1枠としても優秀。
技構成はオーラぐるま、電磁波、捨て台詞は確定枠。@1は直前まで挑発でいく気でいたが、初手襷プテラやアーケオスと対面した時岩封から入られると厳しいことに気付いた(モルペコが対面負けする上に、自分の裏に挑発や削りが入る)。
なのでその辺に対面勝てるでんこうせっかを採用した。一回も当たらなかったので結果的に挑発でよかった。
色々と小回りの利くポケモンで使っていて楽しかったし、可愛い顔して麻痺バグを引きまくって勝利に貢献してくれた。でもほっすりをください。
3.選出
初手起点役() + エース() + 詰め()
から1匹ずつ選んで選出が基本。
刺さっているときは初手にを出したことがあったようななかったような気がする。
~以下敬体~
ここまで読んで頂きありがとうございました。(たぶん)剣盾最後の禁止杯で1位を取る事ができて光栄です!最近はランクマでデスカーンが出せないので、久々に活躍させられたのも本当に嬉しい!!
正直運による上振れもありましたが、やはりこのマイナー天国分からん殺しの環境だと相手によらない強い動きを押し付けるのが一番勝てるなと感じました。そういう意味ではサイクルよりは積み展開の方がやりやすい環境だったのかな、と思います。
9世代がどういう対戦環境になるかは分かりませんが、またやりたいなと思える仲間大会でした。
最後になりますが、対戦してくださった皆様、そして素敵な大会を企画してくださった本大会の運営陣の方々、本当にありがとうございました!
何かあればついったまで @onibiha_ataru
※仲間大会中ニコニコで配信していたので、ニコニコプレミアムの方はタイムシフトから見れるかと思います(8/27まで)。興味のある方はどうぞ。
【ポケモン剣盾】「リプで来たポケモンでマスターランクに行く」、完走記録
(サムネ兼使用ポケモン)
皆さんこんばんは、イタチ人形といいます。
先日ニコニコ生放送にて「リプで来たポケモンでマスターに行く」という企画を行い、無事完走しましたのでその記録として記事を書かせてもらいました。
変なポケモンも意外と実用的なポケモンも色々作ったので、楽しく見てもらえたら嬉しいです。
1.企画概要
・Twitterにて本企画で使って欲しいポケモンを募り、そこから抽選で6匹選んでPTを作る
・5勝するごとに、PT内のポケモンを1匹選び再抽選をすることができる
・ビギナー級から対戦を始めて、マスターランクに乗ったらゴール
・ルールはシリーズ11、禁伝有り + ダイマ有りの環境
・ポケモンのNNは、そのポケモンをリクエストした人のアカウント名を付ける (通称:戦犯リスト)
実際にポケモンを募った結果、下記の60匹の中から抽選で選ぶこととなった。
番号1ケタ台の弱さが尋常じゃない。
また禁止伝説枠はコスモウム、ジガルデ10%、ブラックキュレムのみであるので、抽選する度にブラックキュレムを引けるよう祈っていた。
2.使用ポケモン
一期生
戦績:5勝3敗 (ビギナー 1 ~ モンボ 4)
個別型紹介
H :イバンを食べやすい4n
HB : 陽気&意地ザシのきょじゅうざんを、威嚇込みで耐えながらイバンが発動するライン
HD:余り兼 DL調整
S :4振り60族抜き
タイプだけ見ればザシアン。なお合計種族値は剣王ザシアンの半分ほどである。
最初のPTではモグリューのエース運用を真面目に考えるトチ狂った状況だったので、そのお膳立てができるステロ+砂展開要員として育成。
後にドリュウズを引いてからは主にザシアン軸に初手出しし、砂下でザシアンとドリュウズを対面させるという限定的ではあるが重要な役目を担っていた。
技はコンセプトの「ステロ」「砂嵐」、起点回避の「イカサマ」、カバラグの展開阻害として「挑発」で採用。ウーラオスが重いPTとなったので挑発をじゃれつく辺りにしても良かったかもしれない。
色々と足りてない感が否めないが、優秀な耐性と特性で相手の攻撃をギリギリ耐えながらイバンを食べる後ろ姿には何度も元気づけられた。
(HDぶっぱ)
突然オーガ受けに任命された進化前ポケモン。勿論本構築はプリティプリマ用ではなくランクマ仕様である。
それなりのH種族値と輝石のおかげで意外と固くて、眼鏡オーガのかみなりが2発受かるくらいの耐久がある。(指数的にはH振りヌメルゴンくらいの数字らしい。)そのため特性と合わせて、オーガに後出ししながら S順と対面を操作する役割を担ってもらう事になった。
技は対面操作用の「ボルトチェンジ」、S操作用の「でんじは」「凍える風」、カイオーガの対面処理のために「かみなり」を採用。ちなみに無振りチョンチーのかみなりは、無振りオーガをギリギリ確定3発にする程度の火力。
考察時は意外とやれるのでは説が浮上したが、PTにいる時にオーガ軸に1回も当たらなかったため一番最初にリストラされることとなった。
HDランターンの方が固いのは内緒。
(CSぶっぱ)
本企画の縁の下の力持ち枠。合計種族値は521と、なんと一期生の中で最高種族値を誇るポケモンである。
オーロラベールやステロなど展開補助系の技を多く覚えるため、初手の展開役と対面枠としての活躍を見込んで襷を持たせて運用した。天候ダメで襷が潰れないのも評価点。
技は展開用の「オーロラベール」「ステルスロック」、相手の禁伝をワンチャン突破できる「ミラーコート」、一致高火力打点として「吹雪」で完結。
裏のエースの展開補助、ミラコによるオーガゼルネ黒バドなどを強引に対面処理、霰による相手の襷つぶし、襷と吹雪によるカバランド等の対面処理などなど、地味ながらもなくてはならない役割を担ってくれた。
あと吹雪で相手を凍らせ「歪」コメントを稼ぐことで、配信の盛り上げにも貢献してくれた。
イエッサン♀
(CSぶっぱ)
なんだかんだで最後まで残ることとなる、使い勝手のいいスカーフ枠。
高火力のワイフォが打てること、最速スカーフでザシアン黒バドを上から叩けること、先制技無効なことからスカーフ枠として抜擢された。
技は当然の「ワイドフォース」、悪ウーラを上から縛れる「マジカルシャイン」、対鋼打点や起点作りにもなる「マジカルフレイム」、受け構築に強くなる「トリック」で採用。黒バドやヌオー意識でシャドボやエナボも候補に上がったが、汎用性を鑑みて上記4つに落ち着いた。
エースを展開したあとのスイーパーとして非常にいい働きをしてくれたポケモンだった。
…………え、♂でいい?それはそう。
(ASぶっぱ)
一期生のダイマエースを担う事となったミニモグラ。ドリュウズと違うのは地面単タイプなこと、ロクブラを覚えないこと、つのドリルを覚えないこと。つらいね
ただA種族値85と案外悪くない(?)数字をしていたため、クチートと合わせて砂エースとして運用。帯を持たせることで、ダイアースでH振りザシアンまで落ちるようになる。
技は「地震」「岩雪崩(ロクブラではない)」は確定、壁下で積めたらいいなの願望「剣の舞」、ワンチャン掴める「地割れ」とした。剣舞することはただの一度もなかったが。
進化前ながらもエースとしてはギリギリ及第点の活躍だったように思う。ランクマで「モグリュー刺さっとらんか!?」と連発した人間は多分後にも先にも僕だけだろう。
ちなみに珠サンダーのダイジェットでダイマモグリューが確定1発。
アブソル
(ASぶっぱ)
一期生まともなアタッカー枠。抽選した当初はダイマエース型を想定していたが、結局モグリューをダイマアタッカー運用することになった(しかできなかった)ため、珠不意打ちによる掃除役としての役割が主となった。
準速でも一加速でエスバ辺りまで抜けるので、火力を求めて意地での採用。A種族値130は伊達ではなく、正統派高火力アタッカーとして活躍してくれた。
技は一致先制技の「不意打ち」、ナットポリ2を意識した「インファイト」、ダイジェット媒体の「飛び跳ねる」、壁下で展開できたら嬉しい「剣の舞」で採用。こちらは剣舞を積む機会はちゃんとあった。
型を決める時、チョンチーとモグリューの種族値を見た後にアブソルを見たので、思わず「アブソル強っ!」と叫んで絶頂してしまった。
2期生 (抽選により →)
戦績:5勝1敗 (モンボ4 ~ モンボ6)
個別型紹介(記載がないポケモンは型変更なし)
A:余り
B:陽気エースバーンのキョダイカキュウ確定耐え
陽気ザシアンのA+1インファ確定耐え
S:準速ウオノラ抜き、砂下で最速 S+1ガブ抜き
今回の禁伝枠かつMVP。
アマルルガのステロロラベや、クチートのステロ砂嵐からの展開が非常に強力。また一致ダイマで耐久を上げられる、自分のPT全体に地面の通りがよく弱保を発動しやすい、環境にいる大体の禁伝に有利を取れることが本当に偉くて、まさに八面六臂の活躍をしてくれた。
技はテンプレなので特に言う事なし。こいつに関しては普通にランクマ持ってても滅茶苦茶強いと思う。(当たり前)
中盤バカみたいに急所被弾した時期もあったが、最終的に勝ち越しでこの企画を終えられたのは間違いなくドリュウズのおかげ。ありがとうドリュウズ。
(HDぶっぱ)
砂エースになるはずだったのに、ドリュウズを引いたせいで一気に役割がなくなった可哀そうなポケモン。
かろうじて受け構築に役割を持たせるために「ねむねご地割れ」型で運用したが、受けには明らかに剣舞ドリュウズ出した方がいいし、なんなら受けには当たらなかった。
当然次の抽選で変えられることに。進化後ひいちゃったらしょうがないね……
ちなみにHD特化輝石モグリューよりHD特化ドリュウズの方が固い。どうしろと???
3期生 (抽選により →)
戦績:5勝8敗 (モンボ6 ~ スパボ7)
個別型紹介
ブースター
A :木炭フレドラでH振りテッカグヤを確定1発
HB :陽気悪ウーラの暗黒強打を最高乱数切って耐え
HD:C特化カグヤのC+1メテビ確定耐え
S :4振り70族抜き
唯一王ことぶーちゃん。PTでテッカグヤ等の浮いてる鋼がキツかったので、そこを処理する役目を期待。またD方面はなかなかいい耐久をしてるので、特殊へのクッションになりつつ欠伸から裏の展開補助を担えるような型に落ち着いた。
技は一致遂行技の「フレアドライブ」、対面操作の「欠伸」、あと2つはオシャレポイントが高いという理由(ノリ)で「願い事」「バトンタッチ」となった。
わりとキレイな努力値調整なのだが、耐性とSラインとノリで決めた技構成のせいか思うような活躍はできず、あえなく次でリストラされることになった。
アブソル
ここまでの対戦で9割型ドリュウズにダイマを切っていたので、スイープ性能+対面性能を上げるために「飛び跳ねる」を「叩き落とす」に、性格を意地から陽気に変更。
変更が活きたかは諸説。
4期生 (抽選により → )
戦績:5勝2敗 (スパボ7 ~ スパボ8)
個別型紹介
HB:特化悪ウーラオスの暗黒強打を上2つの乱数切って耐え
C :無振りウーラと H振りザシアンを大地で確定2発
H振りヌオーをエナボで確定1発
自慢の調整のシロデスナ。「ザシアン軸に初手出しできる」というコンセプトで調整した。
具体的にはザシアンウーラに対面から「大地→堪える」と動く事で、大地+ゴツメ3回で相打ちを取れるようになる。ザシアンに剣舞されても、無振りであれば大地+こらえるから相打ち可能。また相打ちを嫌って裏に引いてくる場合は、呪いで裏に圧力をかけることができる。
技はコンセプトの「大地の力」「堪える」、キツい相手を無理やり削る「呪い」、PT単位で重いラグヌオーへの遂行技として「エナジーボール」。ギガドレだとヌオーへの確定数がズレるので断念。
実戦においては想定通りの動きでウーラザシアンを対面処理することができ、放送中はずっとリスナーに自慢していた。
5期生 (抽選により → )
戦績:5勝3敗 (スパボ8 ~ スパボ9)
個別型紹介
原種ヤドキング
H :再生力意識の3n
C :余り
HD:特化オーガのかみなりを2耐え
なんか普通に強そう枠。オーガダイナ意識でチョッキ持ちでの採用である。
オーガ考えるならHDに特化した方がある程度安定するが、パワーの低い我がPTではある程度の火力も必要なので控えめHCDベースの調整で落ち着いた。
技は一致遂行技としての「サイコショック」、あると便利な「火炎放射」「冷凍ビーム」、悪ウーラ後出しに3割でケチを付けられる「熱湯」とした。受け崩しの未来予知やオーガへの遂行となる草結び等、他にも欲しい技が沢山あるので技構成に関しては諸説である。
ただオーガ軸に対してはオーガ対面から崩すというよりオーガに後出しからサイクルを回すタイプのポケモンなので、サイクルが回らないうちのPTではやや動かしづらかった印象。しかしまとまった種族値と優秀な特性で非常に安心感のあるポケモンだった。
6期生 (抽選により → )
戦績:5勝1敗 (スパボ9 ~ マスター到達)
個別型紹介
(ノーマル→かくとう、undefind →きもったま に脳内変換してください。)
H:特化ウーラのインファイト確定耐え
A:余り
S:ぶっぱ(準速75族抜き、一加速で最速アゴあたりまで抜ける)
最後の抽選で引いたイケメン。気持ちアブソルの後釜っぽい種族値をしていると評判だった。
相変わらずドリュウズが全部ダイマックスを持っていく勢いだったので、ダイマも一応切れる対面ベースのアタッカーとして調整した。ながねぎの急所率のおかげでダメージ期待値は見た目の数字より高い。
技は一致打点の「インファイト」、優秀な確定急所のサブウェポン「リーフブレード」、ダイジェット用の「ブレイブバード」、相手の襷持ちに強くなる「フェイント」で完結している。
企画内では活躍の機会はあまりなかったが、その後 6期生でマスターから潜った時はその対面性能を遺憾なく発揮してくれた。
通算成績:30勝18敗
3日かけて貯金12でフィニッシュすることができました!
3.雑感
めちゃめちゃ楽しかった!!
普段考えもしないポケモンの考察を無理やりさせられるので、意外なポテンシャルに気付いたり、実戦で通用するような調整を頭ひねって考えたり……。いつもとは違うポケモンの遊び方という感じでとても面白かったです。個人的にはシロデスナとクチートの型がお気に入り。
対戦面で言えば、壁+弱保砂かきドリュウズがシンプルに強かった。こいつで適当に殴ってるだけで勝てる試合も多かったので、多分ドリュウズは禁伝なんだと思います。ドリュウズ最強!(モグリュー?知らんな)
見切り発車で始めた企画でしたが、周りの方々の応援のおかげでとても楽しくできました。今度は雪原環境で改めてポケモンを募ってやってみてもいいかもしれない。
もしこれを読んで興味を持った方がいたらぜひやってみてください!僕がキャタピーを応募しにいきます!!!
僕の抽選や対戦、考察の模様は下記ニコニコのコミュニティ限定の動画から見られるので、気になった方はコミュニティのフォローから動画ページを見に行ってみてください!
長い記事でしたが、読んで頂きありがとうございました!!
何かあればついったまで @onibiha_ataru
【剣盾シングル S22】ふ と う の け ん デ ス バ ー ン【最終286位 レート2003】
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます、イタチ人形といいます。デスカーンが好きです。
今回は非ダイマ禁伝環境において、準相棒枠のデスバーンとレート2000 を達成できたので記念に記事を書こうと思います。そこそこまとまった構築にはなったので、何か参考になることがあれば幸いです。
(以下常体)
1.構築経緯
ふとうのけんを発動するデスバーンが見たい!
という思い付きで、今期はデスバーンと戦う事にした。
ふとうのけんデスバーンを見るために、型はザシアンに後投げできるHBベースのオボン持ちで確定。
しかしデスバーンはお世辞にも構築の軸にして強いポケモンとは言えないので、軸となる禁伝を選定。
構築記事を色々眺めていたところパワフルメテビ+高速移動ダイナ とかいう謎ポケモンがオモシロ強そうで、デスバーンのステロやトリルと相性がよさそうだったのでこのムゲンダイナを軸として採用した。
しかし上2匹だけではザシアンへの削りソースが足りなくて(デスバーンザシアン対面でザシアンに引かれる)サイクル負けしそうである。そのためザシアンを誘って削れて、ランドウーラへの引き先になれるゴツメ怒り挑発レヒレを採用。
実際に戦ってみるとこの3匹でザシアン軸以外にもそこそこ広く戦えることがわかったので、ここを基本選出として残り3枠を補完的に組むこととした。
上3匹ではへの対抗策が不十分である。
そのためオーガ対策として、オーガに圧力をかけながら汎用的なサイクルパーツになれる珠ゴリランダーを投入。
また黒バド対策として、捨て台詞や叩きで有利サイクルを作れるスカーフタチフサグマを採用することにした。
ここまででダイナループ等の受けサイクルがキツかったので、受け崩しの枠となれて対面的な選出にも絡められる襷腹太鼓Gヒヒダルマを入れて構築を完成とした。
「ゆるやかにサイクルを回しながら高速移動ダイナを通す」のが大まかなコンセプト。
(構築全体像)
2.個体紹介
デスバーン
H:呪い等でオボンが食べやすい4n
B:ぶっぱ(陽気ザシの A+1きょじゅうざんオボン込みでほぼ2耐え)
D:控えめ C212振りダイナの C+1ダイマ砲最高乱数切って耐え
今回の相棒枠。ザシアンに後投げしながらA+1地震で削りを入れたり、ステロ呪いからダイナの一貫を作るのが仕事。またレヒレのミストフィールドと合わせることで、相手のムゲンダイナにも後出しから仕事をすることができる。
ザシアンへの乱数をずらしたくないのでHBぶっぱだが、端数をDに振るとメテビ打ったダイナをメタモンにコピーされた時、デスバーンで切り返しやすくなる。
技構成はザシアンへの遂行技の地震、サイクル補助のステロ、面倒な相手を流したり雑に削ったりできる呪いまでは確定、@1としてトリルを採用した。
トリルに関しては速めのダイナと組ませてる上に明確なトリルエースもいないが、
- デスバーンとレヒレがサイクル下で動きやすくなる
- デスバーンレヒレは耐久が高いため、トリルターンを使い切りながらダイナに繋ぐこともできる
- マイナーゆえ相手の居座り交代が分からないときの択緩和になる
- ザシアンやスカーフ持ちでダイナを縛ってくる相手への切り替えし手段になる
等の理由で非常に有用な技だった。
特性が荒ぶって加速したりフェアリーオーラを放ったり、果てには五里霧中になったり危機回避しだしたりだったが、優秀な耐性と数値で期待通りの活躍をしてくれたと思う。ありがとうデスバーン。
ふとうのけんを発動するデスバーンはこちら
顧客が本当に必要だったもの pic.twitter.com/Rb0mA7bA7g
— イタチ人形 (@onibiha_ataru) 2021年9月3日
ムゲンダイナ
HB:陽気A252ランドの地震確定耐え
C:C+1メテビと放射でH振りザシアンが落とせる
S:最速ウツロ抜き抜き
(参考元リンク)
本構築の絶対的エース。型はもとの構築のものをそのまま使わせてもらった。
技はコンセプトのメテビ高速移動、通りのいい一致技としてダイマ砲、ザシアンを縛りにいける火炎放射で確定。
高速移動がとにかく偉くて、ザシアン黒バドやスカーフランドに対してSを逆転させながら戦えるのが画期的。
またC特化からのメテビの範囲と火力も優秀で、受けに来たヤドキングやヒードランをゴリ押したり、居座ってくるイベルサンダーを出落ちさせたりで何度もイージーウィンをかっさらった。
毒技が欲しい場面もあったが、切れる技が他になかったのでどうしようもない。しかしそのおかげでメタモンにコピられてもレヒレで切り返していけるので、結果的にはこの技構成で正解かなというところ。
抜き性能とサイクル性能を高水準で両立しており、さすが禁伝説という感想。高級オムスターとか言ってごめん。
H:ぶっぱ
B:陽気A252ランドの地震を最高乱数切って2耐え
D:特化ゼルネの C+2ムンフォ 84%で耐え、臆病黒バドの珠リフスト最高乱数切って耐え
D方面に厚いカプ・レヒレ。本構築のサイクルの核であり、ザシアン軸含む殆どの構築に初手投げしていた。初手出しから怒りを打ちながらサイクルを回し、相手をダイナ圏内に押し込むのが仕事。
ザシアンやウーラを削れるよう持ち物はゴツメ。副産物として、ドレキを打って 怒り+グラスラ の圏内から逃げるゼルネにケチを付けられるようになった。
努力値は Bに回してもザシアンからの確定数が変わらないので、最低限のBを確保してHDに寄せた。ここまで振ることで、ゼルネオーガや黒バドに対して対面から安定して怒りを打つことができる。
技構成はムンフォと怒りは確定として、展開阻害と怒りと合わせて受けを崩せる挑発、@1にダイナの補助としてこご風を仕込んだ。こご風があるとザシアンを一度引かせられたり、黄昏ネクロや受けルのミロなどの「レヒレの上を取ってくる再生技持ち」に挑発と合わせて強く出られたりする。
ダイナとミストフィールドは噛み合わないように見えるかもしれないが、サイクルや高速移動メテビをしていれば自然とターンが枯れているので、むしろその間の状態異常シャットと竜技半減の恩恵の方が大きかった印象。
突破力こそないものの耐性特性技全てが偉い万能ポケモンだった。たまに明後日の方向に怒り出すのはご愛敬。
崩し枠と対面選出のコマを兼ねるポケモン。主に受けルやイベル軸、たまに来ると困るグラードン軸などに出す。
今の受け構築は守る持ちが非常に多い。またGヒヒダルマが守るを誘いやすいポケモンでもあるため、守るタイミングに合わせて腹太鼓をキメればイージウィンできることが多かった。またスタンパ相手にも、こちらの拘り読みで釣ってくるタイミングに合わせて腹を叩いて全抜きする場面があり一発屋とは呼ばせない性能を感じた。
五里霧中でないのとつららの威力が低めなのとで想像より火力がないが、襷持ちで打ち分け可能なダルマは相手の思惑を上手くズラしてくれたように思う。選出時の圧力でも勝利に貢献してくれた。
タチフサグマ
対黒バド決戦兵器。黒バド軸に出してサイクル回したり、受けルに出してスカトリからダルマの起点を作るのが仕事。
黒バドの一致技を無効にできる耐性と、叩きや捨て台詞によるサイクル補助性能を買って採用した。ダイナが呼びやすいランドをカモれるよう、特性は負けん気。
技は叩き、すりかえ、捨て台詞は確定。@1は正直使わないのでなんでもいいだろうと思い、フォロワーさんからこの個体を貰った時に覚えていたインファイトをそのまま使った。結果ダイナが誘うバンギやドランに打てたり、悪ウーラへの見えない打点となって案外使い勝手が良かった。
仮想敵がいなければ出せないので選出率は低めだが、黒バド軸に高い勝率を残せたので採用して正解だった。
ゴリランダー
HB:A222ザシアンのA+1きょじゅうざん最高乱数切って耐え
HD:特化オーガの冷ビ+珠ダメを最高乱数切って耐え
A:なるべく高く
S:余り
オーガ対策兼サイクル下でのスイーパーとして採用。グラオーガとゼルネ軸に出す。ナット入りのオーガ軸には打ち分けができた方が良いと思ったので、鉢巻でなく珠で採用。
ゴリラオーガ対面で突っ張ってくる民が結構いたため、合法的に叩きを押せるようHDに厚めに割いた。一応ジオコン積んでないゼルネなら珠と GF込みでボチボチ対面勝ちできる。
技はグラスラと叩きは確定。加えてナットやドランに打てる馬鹿力と、詰め筋になれる剣の舞を採用した。10万馬力を採用すればザシアンやダイナ入りに出せるが、交代読みで打たないといけない上、ダイナには上からシバかれるので採用は見送り。
選出率は控えめだが、ダイナの地面弱点を消せたりダルマが誘う耐久水に圧力がかけれたりで、PT内のシナジーが高いポケモンであった。
3.選出
VS →初手 +
取り巻きがなんであろうと99%この選出。
ザシアンにレヒレで怒りを入れた後、デスバーンでザシアンを処理or裏に引かせながら場作りをしてダイナを通す。
ウオノラがいる場合は安易にレヒレを切らずに、スカーフ逆鱗をケアするようにした。
VS 受けでない →初手 +
初手にダイナがくることが多いので、MF貼ってデスバーンをダイナに後投げから展開。ステロを撒きつつトリルや呪いでダイナを流してサイクルする。
いかに先に高速移動を積めるかがカギ。
VS →初手 +
レヒレでオーガを削ってから雷に合わせて裏に引いてサイクルを回し、ダイナの圏内にいれていくムーブ。初手レヒレオーガ対面で冷ビや潮吹きを打ってくる人が多いので、1ターン居座ってから引く動きがそこそこ刺さった。
ゴリラはオーガを縛るというよりダイナの打ち漏らしを刈り取るイメージで使っていた。
VS →初手 + + ( or)
初手ダイナでメテビ打って勝ち、みたいな試合が多かった。Gヤドキングもヘドロだとメテビ+ダイマ砲が受からない。
選出はダイナレヒレが確定、@1にステロが欲しい時はデスバーン、それ以外は基本ダルマを投げていた。
VS →初手 + + ( or )
レヒレで初手の展開要員を潰しながら、ゼルネを怒り+グラスラで処理して対面を制していく。ただ起点要員にレヒレが消耗させられたり、固めのゼルネがグラスラで落ちなかったりで勝率はあまり高くなかった印象。
VS →初手 +
とにかく黒バドをダイナ圏内にいれることを目標とする。黒バドを削ったらタチフサ投げて一回引かせて、裏とダイナの対面を作り高速移動を積む。ダイナの処理をバドに1任している人が多かったので、イージーウィンが取りやすかった。
レヒレのD振りのおかげで自信を持ってバド対面で怒りを押せる。
VS 受け → + +( or )
はらだいこ、つむ。あいて、しぬ。
頑丈持ち等がいる場合はデスバーンでステロ撒き、それ以外は起点を作るためタチフサを出した。
キツかったのは原種ヤドキング、固いゼルネくらいか。まずまず対応幅の広い構築が作れたような気がする。
4.雑感
「なんとなくデスバーンを使いたい!」というふわっとした気持ちで作ったPTで2000に乗せられたことに、自分の成長を感じられました。また1年前にデスバーンで2000に乗り逃して以来のリベンジになったのもあり、今回の結果は本当に嬉しく思います。
前に最終日に2romをダダ溶かししたのが怖くて今期は保存してしまいましたが、次に2000乗せた時はもっとゴリゴリ上を目指して潜っていきたいです。
ここまで読んで頂いてありがとうございました!
何かあれば Twitter まで @onibiha_ataru
【剣盾シングルS18】かにぱん鉄壁バトン【最高2021 最終爆死】
(サムネ用)
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます。イタチ人形と言います。
サブロムでなんとなくバトンを使ってたら2000達成したので、記念に記事を残そうと思います。8割先駆者さんの構築ですが、参考程度に見てもらえれば幸いです。
メインロムのデスカーン入りの記事↓
1.構築経緯
サブロムで遊ぶ構築を悩んでいた時、久しぶりにバトンを使いたいなと思い立ち構築記事を漁った。
今環境のバトン構築は主に
②複数体でバトンを繋いでサイクルするリレーバトン
③壁などの起点から、非ダイマで積んでエースに繋ぐ昔ながらのバトン
の3種類に分類される。
どれを使うか悩んだが、7世代で自分が使っていたのが分身バトンだったため、それと同じで手に馴染みそうな③型を使う事にした。
またその中でKuniさんの以下の構築記事が一番気に入ったので、それをベースに自分で使いやすいよう微調整した。(正直ほぼそのまま)
(本構築の全体像)
2.個体紹介
サンダース
HB :特化悪ウーラの暗黒強打を最高乱数切って耐え
S :最速アゴ抜き
起点役その1。ロンゲが出しづらい構築(Gファイヤーやバンギ等悪タイプ、ジバコ)に出してなんやかんやする。起点にしたポケモンをボルチェンで逃がさなかったり、電磁波が入らないポケモンに欠伸で起点作れたりするのが偉い。
ただこの構築はラム剣舞ランドやラム悪巧み霊ボルトを呼びやすいので、ランド対面は基本甘える連打、レボルト入りには極力ださないようにしていた。
選出率はそこまでだが、オーロンゲの苦手なところをふわっとカバーしてくれたように思う。あと可愛い。
オーロンゲ
HB:特化ドリュウズのアイヘ確定耐え
HD:臆病アーゴヨンのヘドウェ確定耐え
起点役その2。相手PTによっぽど悪や電気が多いとかでなければこいつを初手に出す。
鉄球なのは浮いてるポケモンにペンドラーでダイアースを打てるようにするため。後攻の尻尾でなくて困るのは最速エレキ対面くらい(鉄球渡してもペンドラーで上を取れない)だったので、環境的には尻尾より鉄球が使いやすいのかなぁという印象。
ロンゲ対面で積まれてペンドラーやバトンエースにダイマ技打たれるのが非常に辛いので、ランドドリュレボルトドサイ等は勿論、レヒレブリザポスなんならミミッキュも大体挑発から入っていた。
もともとBOXにあった個体を適当に使っていたが、最終盤でアーゴヨンにボコされた(麻痺撒いてもSブーストされるとペンドラーが抜かれる)のがマズいと思い、アゴに麻痺と鉄球を押し付けられるよう特殊に寄せた。
H:4n+1
S:最速70族抜き
絶対的バトン役。対受けループでの2戦を除いた全ての試合で選出した。
特性加速は勿論だが物理耐久が高いのが非常に優秀で、ドサイやドリュは無起点でも対面から鉄壁が積めるし、エスバやランドも上を取っていれば対面鉄壁が間に合うのが嬉しい。
唯一無二の性能を持つ最高のバトン役。
ピクシー
H:木の実が食べやすい4n
B:ぶっぱ
S:余り(2加速で最速ウーラが抜ける)
バトンエースその1。バトンが呼ぶミミウーラドラパあたりに強いエース。加えてツルギやドリュの相手をすることが多かったので、調整はHBでいいかなというところ。
呪い意識のマジガで採用したが、殆どの人間が天然を警戒して積まなかったり積んだポケモンを引っこめてくれたり、果てには対面から毒宿り木を打ってきたので実質マジガ天然ピクシーだった。
耐久値のおかげで安定感があったが、Cが上がってないとアシパの火力がしょっぱいのと、怪電波サンダーには逆立ちしても勝てないのとで、出す構築はちゃんと見極める必要がある。
最初の方は手癖でH実数値を201にしていたがギリギリ木の実食べれない問題が多発したので、良い子のみんなはちゃんと最初から4n調整しようね!
エーフィ
H:ぶっぱ兼奇数
B:ほぼぶっぱ兼 11n
CD:余り
S:2加速で最速S+1カミツルギ抜き
バトンエースその2。吹き飛ばしや挑発、怪電波に強いエース。
ピクシーとの違いはC種族値とタイプ一致アシパによる遂行速度。鉄壁1積み+6加速の威力180アシパで無振りエスバを落とせるくらいの火力が出るし、鉄壁1積み+2加速でもなんとか勝負になるのがありがたい。なんならバトンなしで3タテした試合もいくつか。
その代わり耐久はカツカツなので、この子を出すときはあまり悠長せず 1~2瞑想くらいでサクサク倒していくようにしていた。
マゴの実で使っていた時期も長かったが、サンダーやアタッカーカグヤに受け出し時に被弾後、ダイジェットでシバかれるのがストレスだったのでタラプに変更。マゴの実で使っていた時は元記事通り、Hを4nにして残りをSに回す調整で使っていた。
(ヌオー意識のHB特化)
対霧ドヒド用の最終兵器。ついでに一応バトンエースもできる。
霧ドヒド対策枠は他にも開発されているが、黒霧後にドヒド自体は1積み状態で突破できても、裏からゴリラ、バンギ、エスバ、ミミッキュなどが出てくると何かしらで止まってしまうことが多い。なのでドヒドや受け構築に対して裏に関わらずコスパからTODを仕掛けられるゴチルゼルを採用した。
ウーラオスがいると結局TODが厳しくて出さないことが多いが、見せあいでドヒド選出にリスクを掛けられるため、結果的に他のバトンエースが通しやすくなる。
眠るアシパは当然として、ドヒドの霧連打を許さないよう挑発は確定枠。積み技はコスパと瞑想で選択だが、霧ドヒド突破後のTODのしやすさを考えコスパとした。鉄壁バトンと噛み合いがいいのは瞑想だが、霧相手やそもそもピンで繰り出すことの方が多いのであまり気にならない。
ちなみに構築名はこの子のニックネームが「かにぱん」なことに由来する。選出率めっちゃ低いけど。
3.選出
初手に起点から1匹 + ペンドラー + バトンエースから1匹 で完結。
起点役は基本ロンゲ、電気複数やGファイヤーや受け構築以外のバンギが見えた時はサンダースみたいな感じ。
バトンエースについては、ミミウーラドラパあたりがきつそうだったり、呪い持ってそうなやつがいたらピクシーを出していく。それがいない又はカバが見える場合はエーフィを出す。
環境トップのサンダーがよく怪電波を放ってくるので、サンダー入りは迷ったらエーフィを出した方が勝率はよかった気がする。
4.雑感
最終日203Xから(スクショ取ってない)2050目指して潜ったら大連敗して800位くらいまで落ちるという惨い結果にはなりましたが、バトン軸2000の称号を取れたのは素直に嬉しいです。
バトン軸は先行構築がまだあまり多くないですが、この記事がまた誰かの参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
何かあればついったまで @onibiha_ataru
【剣盾シングルS18】墓場式デスアゴカグヤ【最高2029 最終爆死】
(サムネ用)
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます。イタチ人形と言います。
今シーズンは最終爆死したとはいえデスカーン入りで2000↑を取れたので、記事を残そうと思います。
(サブもバトン軸で2000取りました!)
1.構築経緯
禁伝環境前からシーベルさんのデスカーン入り構築を色々弄りながら回していたので、今期もそこをベースに構築を作ることを決意。
ここから使用感の良かったお香デスカーン・控えめ珠アーゴヨン・やどみがテッカグヤの並びはそのままに、自分好みにもう半分を組むこととする。
具体的には
①デスカーン+アーゴヨンの展開後に対面性能の高い枠を入れたい
②カグヤを起点にサイクルベースの選出を組みたい
③対面的な選出をできるようにしたい
という3つのことを考えた。
そこでまず対面性能とサイクル性能を両立でき、アゴと相性のいい物理エースとしてスカーフ水ウーラオスを採用。水なのは耐性とミミッキュでの止まりづらさを評価したため。
次にステロ撒きと対面性能を両立できること、ドラパが増えたことを踏まえ襷マンムーを採用。
ここまでの5匹だとポリドヒドを筆頭とする受けサイクルがきつかったのと、見かけサンダーに強いサイクル枠が欲しかったので怒り挑発カプコケコを採用し、構築を完成とした。
構築の勝ちイメージ
①起点デスカーン or とんボルサイクルからCブーストアーゴヨンを通す
②毒菱 → やどみがカグヤでの嵌め展開
③マンムー + 水ウーラ +クッションorアゴで対面を制していく
④カグヤを起点とするタイプ受けサイクル
2.個別紹介
H:ぶっぱ
B:特化悪ウーラの暗黒強打確定耐え
D:余り兼特化珠サンダーのダイジェット確定耐え
相棒枠。
相手のアタッカーをトリックで機能停止にしつつ、毒菱や呪いでアゴカグヤのブーストの餌を作るのが役割。初手ダイマに対しても非常に有効に働いてくれた。
型の都合上初手で投げることがほとんど。ただマンムーで初手1匹持って行けそうな構築には、裏において相手のダイマを見てから死に出しトリックする動きもよくやった。
とりあえずで初手に投げれるデスカーンの型にいつも感動している。
(CSぶっぱ兼DL調整)
本構築の絶対的エース。バンギドランラキがいなければ大体出していた。
デスカーンでの起点作成や、サイクルの中で有利対面を作ってからのダイマで相手を一掃するのが理想。殴り合いの中でC とS 好きな方を上げられるのが偉い。
ダイマ中アシッドやドラグーンを透かす動きをよくされるので、そこへの安定択となるダイジェットがとにかく強かった。
あと素のエアスラで皮ミミッキュなどをいっぱい怯ませました、懺悔。
連撃ウーラオス
(ASぶっぱ)
普通のスカーフラオス。陽気にするメリットは最速ランドくらいだが、カグヤマンムーで睨みが効いているので意地で採用した。
アゴが誘うバンギドランポリミミッキュウツロ等々に強い枠。またラオスが呼ぶレヒレは逆にアゴの餌にできるので、サンダーのジェットさえケアできれば非常に相性が良い。
雷パンチが欲しい場面もあったが、初手ドラパをマンムーの礫圏内にいれる冷Pとサイクル戦の核になる蜻蛉は切れないので見送った。
初手の偵察、ラス1からのスイーパ、蜻蛉でのサイクル、ダイマエースと何をさせても強い万能ポケモンだった。そらみんな使うわ。
H:16n+1
B:ランドの珠剣舞ダイロック確定耐え
CD:余り
S:無振り85族抜き、S+1で最速ランド抜き
なんかすごくいい感じの調整(語彙力)のやどみがカグヤ。でも今見たらB1削ってSに回すと2加速で最速ドラパを抜ける事に気が付いたので、その方がいいかもしれない。(Bが11nになるし)
ランドミミッキュを含む有象無象を誤魔化しつつ、ダイジェットからの詰め筋にもなれるコマ。毒菱と合わせればポリ2なんかも積極的に処理しにいける。
やどりぎによって裏の耐久を水増ししながらサイクル回せるのが大変すばらしかった。
(意地ASぶっぱ)
普通の襷マンムー。初手においても裏においても強い汎用襷枠。
陽気にしてもアタッカーサンダーは抜けないが、意地でも耐久サンダーは抜けるので意地で採用した。
ステロ撒きとは言ったが、「初手ステロだけ撒いて退場」は弱いと思ったのでステロはよほど余裕がないと撒かない。ただダイウォール媒介は欲しかったので技構成はこれで確定かなという気持ちである。
でもA特化しても毒菱がなければ悲しいかなラッキーやHDポリに余裕で受けきられる。輝石の倍率低下まだかマスダァ!!
カプ・コケコ
H:3n
BC:余り
D:DL調整
S:S+1の耐久サンダーがなんとなく抜ける
搦め手対策兼サイクルパーツとして採用。技構成も特性も耐性も偉いの塊。
怒り挑発コケコの調整とかよくわからん!って言いながらぽけふぁん見たら、いい感じの型があったのでいい感じに拝借した。調整意図はあまり分かってないが、なんかいい感じだった。現環境で初手の出し負けが非常に少ないのもいい感じ。
一番の役目はHDポリを誘って削りアゴの一貫を作る事。他にも欠伸ループに耐性を付けたり、リフレクでザポスやドリュをカグヤで流しやすくしたり、無理やりダイマ切ってサンダーを処理したりと構築の穴埋めとして非常に優秀なポケモンだった。
3.選出
とにかくアゴが通せるかどうかを考える。
主な選出パターン
・初手(デスカーン or コケコ)+ アーゴヨン +(ラオス or カグヤ or マンムー)
→起点作成からアゴを展開するパターン。ラス1は通りのいいものを。
→サイクルベースの選出。サイクルからアゴを着地させたり、アゴが出せない時はサイクル回してからカグヤラオスのダイマで詰めにいくイメージ。
・マンムー + ラオス + (アーゴヨン or コケコ or カグヤ)
→対面ベースの選出。ラス1をクッション枠かアゴで殺意マシマシにするかは気分。
4.雑感
最後溶かしたのがめちゃめちゃ悔しい!!!!!
ほんとにこれに尽きます。思い返せば最終日2日前に2029に乗ってからのプレイングが不甲斐なさすぎました…
今回の反省をもとに、次からは最終日付近の戦い方、潜り方を身に付けていきたい所存です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
何かあればついったまで @onibiha_ataru
【剣盾シングルS17】毒菱展開デスバドレ【最終17位 2066】
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます、イタチ人形と言います。
禁伝環境お疲れ様でした。
S17は環境3ヶ月目という事もあり過疎も良いところでしたが、相棒のデスカーンと人生初、悲願のレート2000を達成できました。
と思ったら運と過疎とプレイングが噛み合って予想以上にいい結果を残せたので、記念に記事を残そうと思います。
~以下常体~
1.構築経緯
禁伝環境をしばらく回して、身代わり黒バドレックスの誤魔化し性能が好みだったためそこから構築を組み始めた。
現環境の黒バドのメジャーな対策として上げられるのはなど。これらのポケモンは全員接地しているため毒菱からの毒嵌めで対応可能であること、また黒バドの身代わりに様子見以上の意味ができるのが強いと思ったので毒菱展開をすることにした。
この時点で、
相棒枠であり一番信頼している毒菱役としてデスカーン
純粋な嵌め役としてやどみがエルフーン
この2匹を確定。
次に黒バドミラーやメタモン、また毒菱でも黒バドでも勝てないの対策としてチョッキバンギラスを投入。
またバドと相性のいい抜きエースが欲しかったので、記事を読んで強そうだったバコウバシャーモを採用した。
この5匹だとに蹂躙されるので、他構築への汎用性もあるオーガ対策としてスカーフウオノラゴンを入れて、構築を完成とした。
余談だがこの並びにすると、
「俺はいまからウオノラゴンを通すぞ!トリルでも追い風でも砂かきでもバトンでも、とにかくウオノラゴンを通すぞ!!!」
みたいに見えて相手の選出を歪ませることができる気がした。多分あまり効果はない。
2.個体紹介
H : ぶっぱ
B : 特化悪ウーラの暗黒強打確定耐え
D : 余り
相棒枠。耐久による行動保証を活かして、毒菱+@をするのが仕事。
今期は毒菱を回収できるポケモンが少なく、通りが非常によかった。
ゴツメはザシアンを黒バド圏内に入れながら毒菱を撒くために持たせた。もし身代わりから入られても呪い+裏の身代わりで簡単にいなす事ができる。
ダメ感としてはA222ザシアンのきょじゅうざんが6~7割、特化ドラパの珠ダイブ確定耐え、特化珠サンダーのダイジェ確定耐え、特化C150族の珠流星群が中乱数といったところで、だいたいなんでも1発は耐える。
技構成はコンセプトの毒菱、身代わりや耐久型を流せる呪い、一致技のシャドボ、ダイマ枯らし兼スリップダメを稼げるこらえる。
耐久ベースのザシアンだとゴツメ2回 + 呪札アストラルビットが乱数になるので、こらえてゴツメダメを水増しできるのはよかった。たまに意味もなくこらえるをしてイバン道連れ警戒をさせるのも楽しい。
黒バドレックス
(ポケファンがバドの画像未対応だったのでだいすけ先生に作ってもらいました。感謝!)
禁伝枠。抜き性能と嵌め性能を両立できるのが偉い。
身代わりを多用するので珠のHP減少が枷になると思い、呪いのお札を持たせた。持ち物変えるなら光の粉とかになると思う。
技は身代わりとアストラルビットは確定。それにウーラをちゃんと落とせるドレインキッスと、自身の嵌め性能を上げたり後出しの負荷を緩和できるやどりぎのタネを採用した。
ただサイコショックを採用すれば毒と合わせてラッキーやポリ2を積極的に落としに行けるのでドレキと選択。
毒菱を撒いた後ポリ2やブラッキーへの交代読みで宿り木打って、身代わりで交換タイミングをぼかしながら突破も狙う動きが強かった。
ちなみに毒菱呪いを見せると黒バドの身代わりは読まれるので、デスカーンで襷割った後の悪ウーラ対面は1手目でアストラルビット打ち得。
H : 16n+1
B : 余り
S : 最速ウーラ抜き抜き
いつもの。ミミッキュや接地している禁伝など面倒な奴を毒菱から嵌めていく。
また毒菱がなくても単体でミミウーラをだいたい処理できるので、ピン選出も結構した。ウーラへの安定性とミミの影うちの上から身代わり貼ることを考えると、S振りは必須だと思ってる。
また禁伝やエスバ、メタモンなんかはエルフへの有効打のPPが少ないため、強引にみがまもでPP枯らすという処理ルートが取れるのが恐ろしい。
ラス1に対して黒バドで宿り木打って、エルフでみがまもする動きは最強だった。
H : 余り
A : ぶっぱ
S : だいたいのラッキーとか60族近辺が抜けるやつ
数値の暴力ことチョッキバンギ。
主に黒バドやダイナ、イベル軸に出していく。実はオーガにも勝てなくはないらしい。
ただしウーラには弱いので、ウーラ入りに出すときはクッション役のエルフーンを同時選出する必要がある。
Sラインは(というか型そのものを)どこかの記事で見たのをそのまま使わせてもらったが、ミラーで自信を持って馬鹿力を押せたのでストレスフリーだった。またナックルから受け構築を崩しにいけるのも大きい。
最終盤はエッジを全部当ててくれたので神ポケモン。
噂のバコウバシャーモ。
黒バドが呼ぶ悪・ノーマルをダイナックルでおやつにできるのが良い。また、イベルやサンダーでバシャを見ようとする構築にもよく刺さった。
一般的なバコウバシャは守るの枠が剣舞だが、剣舞を積むタイミングがあまりなかったこと、毒や宿り木のスリップと相性がいいことから守るを搭載。剣舞だとダイウォールをしなければならない場面で、ダイマを切らずに加速できるのは便利。
雷Pはダイナ意識の地震と択だが、レヒレやマリルリがなんだかんだダルいのと、イベルオーガへの打点が欲しかったので雷Pを優先した。
ウオノラゴン
オーガ対策枠として採用。
もともとここはタラプ貯水ヌオーだったが、オーガサンダーの追加効果と急所に泣いたのと、オーガ軸以外に全く出せなかったのが辛くてウオノラに代えた。結果重かったカバドリなどに圧力をかけられたのが嬉しい誤算。
オーガ対策なのでスカーフ頑丈顎だが、バンギと並べたため砂かき前提で動かれることが多かった。
雨にただ乗りしてエラがみ連打してる時が一番楽しい。
3.選出
VS →初手 +
だいたいこの選出。デスカーンで毒菱と削りをして裏を展開する。
ウーラエスバの襷潰しや、ラプラグポリ2を圏内に入れるため毒菱は結構大事。
取り巻き次第だがディアルガや日ネク軸、ホウオウなんかもこの選出が多い。
VS →初手 + + ( or or )
ウオノラで荒してバシャのダイマで詰めていくルートが多い。
ウーラがいたら不利対面のケアでエルフを出す。
VS →色々。
取り巻き次第で選出が鬼ほど変わる。
受け回しはダイナ+バド受け+物理受けの選出でくるので、ダイナ対面デスカーンで毒菱撒いて裏のどちらかに毒入れて、バドとバンギの通せるほうを通す形。毒が通らなければウオノラで有利対面作ってダイナ読みドラグーンとか打ったり。
受け回しでないなら黒バドを連れていく以外はオールフリー。
VS →初手 +
バンギをちらつかせながら、イベルのダイマにバシャで後発ダイマすることを狙う。
イベル+受け回しのPTに対しては、ドヒド後出しに合わせてバンギでダイマ切ってナックルやアースで崩す動きをよくやった。
VS →初手 + ( から2匹 )
初手バンギ以外は取り巻き次第。主に毒菱が刺さるかどうかで判断する。
マリルリがいたらデスカーン、ウーラがいたらエルフを出すのは決めていた。
VS →初手 + + or
ゼルネの基本処理ルートが毒と呪いなので毒菱撒けないと死ぬ。逆に撒けたらイージウィンが見込める。
初手挑発ロンゲはデスカーンとエルフで回してなんとかしようとするけど大体なんとかならずに死ぬ。
並びだとラグドラパザシアン、挑発ロンゲ+ゼルネ、ダイナウーラランド、とかそんな感じ。
4.雑感
初レート2000だ!と思ってたら過疎のおかげで想像以上の所に来てしまって、正直喜びより困惑の方が大きいです。
しかし相棒のデスカーンとこれだけ勝つことができて今後の自信につながったので、これからも頑張っていきたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
(最終日の 5/1 0:19 更新時点で瞬間1位を取れました!)
【追記】
僕は普段 niconico でゆっくり実況動画を投稿しているのですが、4月から開催されている "Mix Battle Rating! season2" という実況者大会に出場しています!
「相手と自分のポケモンを交換して対戦する」という、特殊なルールのメタゲームが見れるので、興味のある方はぜひそちらもよろしくお願いします!
企画PV
僕の第一戦
何かあれば Twitter まで @onibiha_ataru