【第五回TOP25%禁止杯使用構築】カタイ・ヨガ・ミイラ【最終1位】
(サムネ用)
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます、イタチ人形です。デスカーンが好きです。
先日行われた「第五回TOP25%禁止杯」において、最終1位を取る事ができたので記念に記事を書こうと思います。
仲間大会に関しての詳細は主催の海鼠さん( @namaco08 )のブログを参照してください
使用禁止ポケモン
(以下常体)
1.構築経緯
第二回TOP25%禁止杯の時の壁+瞑想デスカーンを久々に使いたいな、というところから構築をスタート。
今回はサブではなくメインの軸にしたかったため、壁役をデスカーンと弱点が一貫するユキメノコから変更することに。
そこで比較的速めの挑発持ちであること、そこそこ耐久があること、デスカーンの苦手な悪タイプに強いことを評価し、ビリジオンを壁役として採用した。
次に壁下で瞬発力のある積みエースもほしかったので、スペックと実績のあるからやぶオムスターと、オムスターを見て出てくる草タイプを起点にできる珠ヘラクロスを同時に採用。(第二回構築から流用)
あと2枠には「壁ビリジ + 積みエース @1」の選出をした際に対面性能が高めのポケモンが欲しかった。なので電磁波捨て台詞で起点役も兼ねられる襷モルペコと、有象無象と殴り合えそうなチョッキダイオウドウを入れて、構築を完成とした。
基本理念
・起点作って積んで全部破壊する
・相手のサイクルには付き合わず、自分のやりたいことを押し付ける
(PT全体像)
2.個体紹介
H:ぶっぱ
B:余り兼11n
C:余りの余り
D:D+1時、無振りモジャンボのエナボを身代わりが最高乱数切って耐え
S:無振り50族+3、麻痺した最速80族抜き
相棒枠にして今回のメイン軸。
本大会の中では実はとても数値が高いポケモンである。1瞑想したデスカーンを正面から突破できるポケモンはかなり限られており、壁と合わせることで鈍足故の過労死も緩和することが可能。物理受けやトリル始動が一般的なため奇襲性もあり、大いに暴れてくれた。
低速受け系統を嵌めるために図太いHSベース。構築に麻痺撒きがいるため、第二回からSラインを1伸ばした。
技構成はコンセプト上シャドボ瞑想は確定、宿り木や状態異常をシャットでき壁とも相性のいい身代わり、水岩地面が幅を利かせる環境なのでエナジーボールを採用。満遍なく打ったのでこれで正解だった。
環境への刺さりも抜群だった上に、自覚の塊でドロポン躱して急所当ててDダウン引きまくったので本当に強かった。やっぱデスカーンしか勝たん!
(CSぶっぱ)
みんな大好きオムスター。僕も大好き。
オムスターはすいすいによる雨エースだと認識している人が多いが、こいつの神髄は殻を破っての積みエース運用にある。雨オムスターは対策できていても、殻を破ったオムスターを止められない構築が多かったので、メタがきつそうに見えて結構選出・活躍できた。
努力値、技構成はシンプルだがこれで問題なかった。パワフルメテビは8割趣味だが、非ダイマで通りのいい岩技が1回打てるのはなんだかんだ便利。
みどりゆきから貰った証持ちの「ゆきにころがる ターコイズ」
ダイオウドウ
A:ぶっぱ
B:特化カマスジョーのインファ確定耐え
D:余り、DL調整(いらない)
耐性的に鋼枠が欲しかったので、鋼タイプの中で打ち合いに強そうなダイオウドウを採用。火力耐久技範囲どれも申し分ない。ダイマ・非ダイマ問わず運用できるのも、試合中の動きの幅が増やせて嬉しいところ。
技構成は一致技のヘビボン、相手の鋼電気に通しつつダイマでDも上げれる地震、気持ち程度のバタフリー対策としてロクブラ、草技は今環境入れ得なのでパワーウィップ。気づいたらちからずく補正のかかる技がなくなっていたので、特性ヘヴィメタルで採用した。
シンプルに数値と技威力が高いため、非常に安心感のあるポケモンだった。見せあいでデスカーンをトリル役と誤認させられたのも良い所。
HSぶっぱ
速くて挑発打てて読まれない壁役として採用。
ただプテラやクロバット等、ビリジオンより速い飛行タイプがいると出せなかったり、スカーフイエッサンやダイジェットに常に怯えないといけないのが想像以上にストレスだった。
技構成はコンセプト上両壁挑発が確定、あとはワンウェポンとして悪を牽制できるインファイトを採用。
厳しい厳しいとは言いながら、壁役と初手の雑な削り役としては十分な仕事をしてくれたように思う。
(ASぶっぱ)
今回はステロを用意できない+過去作ありで変なところからカウンターが飛んできそうだったので、選出は控えめ。ただ見せあいでキツめのルンパやズルズキンに圧力をかけてくれた。
技はインファと燕返しが確定、対飛行+天候取りのストーンエッジ、高耐久ゴーストやイエッサンへの打点として地獄突きを採用。
この枠が間違いだったとは思っていないが、壁役と飛行4倍が被るのはいかがなものかとは思う。
モルペコ
(ASぶっぱ)
対面性能と電磁波捨て台詞による起点作成能力を買って採用。
オーラぐるまがとにかく偉くて、襷を盾にSを上げながら1匹突破した後、裏に電磁波や捨て台詞を打ってデスカーンやヘラクロスを展開できるのが◎。不利対面も上から捨て台詞で起点にしながら襷を温存できるのも非常に助かった。もちろん壁からエースを展開したあとのラス1枠としても優秀。
技構成はオーラぐるま、電磁波、捨て台詞は確定枠。@1は直前まで挑発でいく気でいたが、初手襷プテラやアーケオスと対面した時岩封から入られると厳しいことに気付いた(モルペコが対面負けする上に、自分の裏に挑発や削りが入る)。
なのでその辺に対面勝てるでんこうせっかを採用した。一回も当たらなかったので結果的に挑発でよかった。
色々と小回りの利くポケモンで使っていて楽しかったし、可愛い顔して麻痺バグを引きまくって勝利に貢献してくれた。でもほっすりをください。
3.選出
初手起点役() + エース() + 詰め()
から1匹ずつ選んで選出が基本。
刺さっているときは初手にを出したことがあったようななかったような気がする。
~以下敬体~
ここまで読んで頂きありがとうございました。(たぶん)剣盾最後の禁止杯で1位を取る事ができて光栄です!最近はランクマでデスカーンが出せないので、久々に活躍させられたのも本当に嬉しい!!
正直運による上振れもありましたが、やはりこのマイナー天国分からん殺しの環境だと相手によらない強い動きを押し付けるのが一番勝てるなと感じました。そういう意味ではサイクルよりは積み展開の方がやりやすい環境だったのかな、と思います。
9世代がどういう対戦環境になるかは分かりませんが、またやりたいなと思える仲間大会でした。
最後になりますが、対戦してくださった皆様、そして素敵な大会を企画してくださった本大会の運営陣の方々、本当にありがとうございました!
何かあればついったまで @onibiha_ataru
※仲間大会中ニコニコで配信していたので、ニコニコプレミアムの方はタイムシフトから見れるかと思います(8/27まで)。興味のある方はどうぞ。