【剣盾シングルS17】毒菱展開デスバドレ【最終17位 2066】
初めましての方は初めまして、そうでない方はいつもありがとうございます、イタチ人形と言います。
禁伝環境お疲れ様でした。
S17は環境3ヶ月目という事もあり過疎も良いところでしたが、相棒のデスカーンと人生初、悲願のレート2000を達成できました。
と思ったら運と過疎とプレイングが噛み合って予想以上にいい結果を残せたので、記念に記事を残そうと思います。
~以下常体~
1.構築経緯
禁伝環境をしばらく回して、身代わり黒バドレックスの誤魔化し性能が好みだったためそこから構築を組み始めた。
現環境の黒バドのメジャーな対策として上げられるのはなど。これらのポケモンは全員接地しているため毒菱からの毒嵌めで対応可能であること、また黒バドの身代わりに様子見以上の意味ができるのが強いと思ったので毒菱展開をすることにした。
この時点で、
相棒枠であり一番信頼している毒菱役としてデスカーン
純粋な嵌め役としてやどみがエルフーン
この2匹を確定。
次に黒バドミラーやメタモン、また毒菱でも黒バドでも勝てないの対策としてチョッキバンギラスを投入。
またバドと相性のいい抜きエースが欲しかったので、記事を読んで強そうだったバコウバシャーモを採用した。
この5匹だとに蹂躙されるので、他構築への汎用性もあるオーガ対策としてスカーフウオノラゴンを入れて、構築を完成とした。
余談だがこの並びにすると、
「俺はいまからウオノラゴンを通すぞ!トリルでも追い風でも砂かきでもバトンでも、とにかくウオノラゴンを通すぞ!!!」
みたいに見えて相手の選出を歪ませることができる気がした。多分あまり効果はない。
2.個体紹介
H : ぶっぱ
B : 特化悪ウーラの暗黒強打確定耐え
D : 余り
相棒枠。耐久による行動保証を活かして、毒菱+@をするのが仕事。
今期は毒菱を回収できるポケモンが少なく、通りが非常によかった。
ゴツメはザシアンを黒バド圏内に入れながら毒菱を撒くために持たせた。もし身代わりから入られても呪い+裏の身代わりで簡単にいなす事ができる。
ダメ感としてはA222ザシアンのきょじゅうざんが6~7割、特化ドラパの珠ダイブ確定耐え、特化珠サンダーのダイジェ確定耐え、特化C150族の珠流星群が中乱数といったところで、だいたいなんでも1発は耐える。
技構成はコンセプトの毒菱、身代わりや耐久型を流せる呪い、一致技のシャドボ、ダイマ枯らし兼スリップダメを稼げるこらえる。
耐久ベースのザシアンだとゴツメ2回 + 呪札アストラルビットが乱数になるので、こらえてゴツメダメを水増しできるのはよかった。たまに意味もなくこらえるをしてイバン道連れ警戒をさせるのも楽しい。
黒バドレックス
(ポケファンがバドの画像未対応だったのでだいすけ先生に作ってもらいました。感謝!)
禁伝枠。抜き性能と嵌め性能を両立できるのが偉い。
身代わりを多用するので珠のHP減少が枷になると思い、呪いのお札を持たせた。持ち物変えるなら光の粉とかになると思う。
技は身代わりとアストラルビットは確定。それにウーラをちゃんと落とせるドレインキッスと、自身の嵌め性能を上げたり後出しの負荷を緩和できるやどりぎのタネを採用した。
ただサイコショックを採用すれば毒と合わせてラッキーやポリ2を積極的に落としに行けるのでドレキと選択。
毒菱を撒いた後ポリ2やブラッキーへの交代読みで宿り木打って、身代わりで交換タイミングをぼかしながら突破も狙う動きが強かった。
ちなみに毒菱呪いを見せると黒バドの身代わりは読まれるので、デスカーンで襷割った後の悪ウーラ対面は1手目でアストラルビット打ち得。
H : 16n+1
B : 余り
S : 最速ウーラ抜き抜き
いつもの。ミミッキュや接地している禁伝など面倒な奴を毒菱から嵌めていく。
また毒菱がなくても単体でミミウーラをだいたい処理できるので、ピン選出も結構した。ウーラへの安定性とミミの影うちの上から身代わり貼ることを考えると、S振りは必須だと思ってる。
また禁伝やエスバ、メタモンなんかはエルフへの有効打のPPが少ないため、強引にみがまもでPP枯らすという処理ルートが取れるのが恐ろしい。
ラス1に対して黒バドで宿り木打って、エルフでみがまもする動きは最強だった。
H : 余り
A : ぶっぱ
S : だいたいのラッキーとか60族近辺が抜けるやつ
数値の暴力ことチョッキバンギ。
主に黒バドやダイナ、イベル軸に出していく。実はオーガにも勝てなくはないらしい。
ただしウーラには弱いので、ウーラ入りに出すときはクッション役のエルフーンを同時選出する必要がある。
Sラインは(というか型そのものを)どこかの記事で見たのをそのまま使わせてもらったが、ミラーで自信を持って馬鹿力を押せたのでストレスフリーだった。またナックルから受け構築を崩しにいけるのも大きい。
最終盤はエッジを全部当ててくれたので神ポケモン。
噂のバコウバシャーモ。
黒バドが呼ぶ悪・ノーマルをダイナックルでおやつにできるのが良い。また、イベルやサンダーでバシャを見ようとする構築にもよく刺さった。
一般的なバコウバシャは守るの枠が剣舞だが、剣舞を積むタイミングがあまりなかったこと、毒や宿り木のスリップと相性がいいことから守るを搭載。剣舞だとダイウォールをしなければならない場面で、ダイマを切らずに加速できるのは便利。
雷Pはダイナ意識の地震と択だが、レヒレやマリルリがなんだかんだダルいのと、イベルオーガへの打点が欲しかったので雷Pを優先した。
ウオノラゴン
オーガ対策枠として採用。
もともとここはタラプ貯水ヌオーだったが、オーガサンダーの追加効果と急所に泣いたのと、オーガ軸以外に全く出せなかったのが辛くてウオノラに代えた。結果重かったカバドリなどに圧力をかけられたのが嬉しい誤算。
オーガ対策なのでスカーフ頑丈顎だが、バンギと並べたため砂かき前提で動かれることが多かった。
雨にただ乗りしてエラがみ連打してる時が一番楽しい。
3.選出
VS →初手 +
だいたいこの選出。デスカーンで毒菱と削りをして裏を展開する。
ウーラエスバの襷潰しや、ラプラグポリ2を圏内に入れるため毒菱は結構大事。
取り巻き次第だがディアルガや日ネク軸、ホウオウなんかもこの選出が多い。
VS →初手 + + ( or or )
ウオノラで荒してバシャのダイマで詰めていくルートが多い。
ウーラがいたら不利対面のケアでエルフを出す。
VS →色々。
取り巻き次第で選出が鬼ほど変わる。
受け回しはダイナ+バド受け+物理受けの選出でくるので、ダイナ対面デスカーンで毒菱撒いて裏のどちらかに毒入れて、バドとバンギの通せるほうを通す形。毒が通らなければウオノラで有利対面作ってダイナ読みドラグーンとか打ったり。
受け回しでないなら黒バドを連れていく以外はオールフリー。
VS →初手 +
バンギをちらつかせながら、イベルのダイマにバシャで後発ダイマすることを狙う。
イベル+受け回しのPTに対しては、ドヒド後出しに合わせてバンギでダイマ切ってナックルやアースで崩す動きをよくやった。
VS →初手 + ( から2匹 )
初手バンギ以外は取り巻き次第。主に毒菱が刺さるかどうかで判断する。
マリルリがいたらデスカーン、ウーラがいたらエルフを出すのは決めていた。
VS →初手 + + or
ゼルネの基本処理ルートが毒と呪いなので毒菱撒けないと死ぬ。逆に撒けたらイージウィンが見込める。
初手挑発ロンゲはデスカーンとエルフで回してなんとかしようとするけど大体なんとかならずに死ぬ。
並びだとラグドラパザシアン、挑発ロンゲ+ゼルネ、ダイナウーラランド、とかそんな感じ。
4.雑感
初レート2000だ!と思ってたら過疎のおかげで想像以上の所に来てしまって、正直喜びより困惑の方が大きいです。
しかし相棒のデスカーンとこれだけ勝つことができて今後の自信につながったので、これからも頑張っていきたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
(最終日の 5/1 0:19 更新時点で瞬間1位を取れました!)
【追記】
僕は普段 niconico でゆっくり実況動画を投稿しているのですが、4月から開催されている "Mix Battle Rating! season2" という実況者大会に出場しています!
「相手と自分のポケモンを交換して対戦する」という、特殊なルールのメタゲームが見れるので、興味のある方はぜひそちらもよろしくお願いします!
企画PV
僕の第一戦
何かあれば Twitter まで @onibiha_ataru